京王相模原線、運賃値下げへ
多摩ニュータウンの大動脈、京王相模原線の運賃が値下げされることになりました。
南大沢から新宿・渋谷までの運賃は、現行の片道400円から380円(いずれもICの場合)に、初乗りは134円から124円にそれぞれ値下げされます。
今回の値下げは、過去記事で紹介した、相模原線の建設費償還が進んだことにより、京王電鉄さんが加算運賃の引き下げを決めたことによるものです。
値下げ実施は来年3月から。
来春といえば……
そうです。ライバルの小田急線の複々線化が完了します。
多摩ニュータウンから都心に向かう路線は京王線のほか、多摩センターと永山で駅が隣接する小田急線があります。
小田急さんでは長い間、代々木上原―登戸の複々線化工事を実施していますが、その複々線化がついに完了するのです(周辺工事などは続く模様)。これによって、列車の運行本数を大幅に増やすことが可能になり、朝の通勤時間が短縮される模様です。小田急電鉄さんのプレスリリース。
一方の京王電鉄さんは笹塚―仙川付近の高架化事業が始まったばかり。大規模投資では小田急電鉄さんに遅れを取ったという感が否めませんね。
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なお、今回の値下げの概要は京王電鉄のプレスリリースでご確認ください。
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