多摩モノレールがダイヤ改正

多摩モノレールが開業以来初の全面ダイヤ改正を行います。
ポイントは始発の繰り上げと終電の繰り下げ、平日の運転間隔調整、土休日の増発の3点です。
特に多摩センターから立川方面に向かう終電は、0:00発から0:17発へと繰り上げられ、松が谷や大塚方面への帰宅が便利になりそうです。
また、土休日は計23本増発され、現在の日中10分間隔から9分間隔になります。多摩動物公園や高幡不動尊、ららぽーと立川立飛などへのお出かけも便利になりそうですね。
新ダイヤは3月23日(土)から。詳細は公式リリースでご確認ください。
ところで、真新しいと思っていた多摩モノレールも開業からおよそ20年。多摩センターで京王線と小田急線の上を交差する光景はいまや多摩ニュータウンのシンボルと言ってもいいのではないかと思います。
ただ、都心方面にはつながっていないため、日ごろ利用しないという方も多いことと思います。というわけで少しおさらいしましょう。
正式名称は多摩都市モノレール線。多摩地域の南北方向の移動をスムーズにするために計画・建設されました。
東京都が約8割を出資する多摩都市モノレール株式会社が運行しています。東京都以外にも沿線自治体や交差する鉄道各社、金融機関が出資しており、形態としてはいわゆる第三セクターです。
1998年に立川北―上北台(東大和市)間が開業。2000年には多摩センター―立川北間の営業が始まり、現在の形になりました。沿線には大学やレジャー施設が点在しており、住宅開発も進んだことから利用者は順調に増加。最近は多摩センター―町田間と、上北台―箱根ヶ崎(瑞穂町)間の延伸問題が注目されています。
延伸計画については過去記事「夏の鉄道特集その1:多摩モノレールの延伸、ついに始動か」をどうぞ。
写真は過去記事から再利用しています。町田方面への延伸時には手前方向に軌道が延びる計画です。
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