南多摩尾根幹線道路の完成イメージ

南多摩尾根幹線道路の完成イメージ(出典:東京都南多摩東部建設事務所公式ページ)
過去記事「南多摩尾根幹線道路、多摩で本線着工へ」の続報です。
■都が動画を公開
東京都が事業を進めている多摩都市計画道路3・1・6号(通称:南多摩尾根幹線道路)の完成イメージ動画が東京都南多摩東部建設事務所の公式ホームページで公開されています。
※リンク:東京都建設局公式サイト【南多摩尾根幹線道路走行シミュレーション動画】
動画は東側の稲城市役所付近から始まり、堅谷戸大橋(仮称)を経て西進。多摩市内を横断して多摩市唐木田の大妻女子大学多摩キャンパス付近までの4分35秒の内容です。
主に稲城市内を整備する東側区間は稲城市と多摩市を結ぶ「稲城多摩トンネル(仮称)」が、多摩市内の西側区間は鎌倉街道をまたぐ「南野陸橋(仮称=上記イメージ)」が大きな構造物になりますね。
■国道16号方面の整備も予定
一方、相模原市が主に事業を進めている都市計画道路宮下横山台線の整備事業も進められています。
こちらは、現在町田街道で終点となっている南多摩尾根幹線道路を、都県境を挟んで国道16号方面に接続する事業。現在クランク状になっている神奈川県道相模原立川線に直線的につなぐ計画です。
この部分が完成すると、多摩方面と国道16号および神奈川県西部とのアクセス向上が期待できます。また、相模原市としては、一部返還が実現した米軍相模総合補給廠の跡地利用に弾みをつける狙いもあるようです。
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